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物件を速やかに売却するのが不動産会社の仕事

言うまでもありませんが、満足できる不動産売却を実現するために重要なのは不動産会社選びです。では、どのような不動産会社を選べばいいのでしょうか。見るべきポイントはいろいろと考えられますが、なかでも注目していただきたいことが大きく2つあります。それは「販売計画」と「販売活動」です。今回は、これら2つのポイントについてお話ししましょう。

納得できる販売計画の立案が不可欠

不動産を上手に売却するためには、しっかりとした販売計画が欠かせません。「どのような方法」で、「どういった人」に、「どのように」販売するかを立案するのが販売計画です。売主様の希望に寄り添いながら、不動産のプロとして販売計画に明確なビジョンを持ち、それを売主様が納得できるように伝えることができる不動産会社の担当者に出会えたなら、売却の成功は約束されたも同然と言えるでしょう。

販売計画の基本となるのが広告活動で、媒介契約の締結や物件調査と前後して策定されます。広告活動としては、不動産業者の情報ネットワーク「レインズ」への登録や自社ホームページへの掲載、不動産ポータルサイトへの出稿、新聞の折込チラシの作成と折込依頼、自社の顧客へのダイレクトメール、チラシのポスティングなどがあります。広告活動にかかる費用は不動産会社が支払うのが基本です。

不動産を求める人の情報収集の手段が多様化していることもあり、広告だけでは十分な反応が得られなくなっています。こうした現状において頼りになるのが、不動産のプロとしての手腕です。ターゲットの設定やアピールの方法などは特に経験がモノを言います。売却を成功に導く販売計画の立案と販売活動の実行には、しっかりとした不動産会社を選ぶことが不可欠なわけです。

問われる販売活動の実行力

売主様が物件の売却を任せた不動産会社には、販売活動を報告する義務が生じます。専任媒介契約を結んだ不動産会社は、販売活動の内容をメールや書面の郵送、あるいは電話で売主様に報告。頻度は、「専属専任媒介契約」の場合が1週間に1回以上、「専任媒介契約」の場合は2週間に1回以上と決められています。

報告の内容としては、

・物件の問い合わせ件数

・物件に案内した件数とその結果

・物件の有無確認の件数

などが挙げられます。

販売活動の報告に決まったフォーマットはなく、形式は不動産会社によってまちまちで、内容に関する決まり事もありません。たとえば当社では、専任媒介契約の場合でも毎週、売主様への報告を実施しています。2週間に1度の報告では少ないと考えているからです。

良い報告は進んで話したいものですが、悪い報告は腰が重くなるのは皆同じだと思います。不動産会社もしかり。とはいえ、思うように問い合わせが来なかったり、案内に結びつかなかったとしても、正直に報告するのはプロとして当然です。理想的な販売活動を支えるのは、売主様と不動産会社双方の信頼関係に他なりません。そのためには、どのような情報も包み隠さず、高い頻度できちんと報告してくれる不動産会社を選ぶことが肝要と言えるでしょう。

まとめ

「販売計画」と「販売活動」がしっかりしている不動産会社に売却を依頼すれば、早期の売却や希望の価格での売却が実現できる確率が大幅に高まります。したがって、不動産会社に売却を依頼するときは、どのような販売計画を提案してくれるのかを確認した上で選ぶべき。そして、実際の販売活動を注視していくことが欠かせません。違和感を覚えたら、早めに“セカンドオピニオン”を検討しましょう。

当社は売主様の利益を最優先に考え、ご満足いただける気持ちの良い取引をお約束します。どうぞお気軽にご相談ください。

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